ロシア・UAE首脳が会談、ウクライナ巡る米ロ交渉など協議

ロシアのプーチン大統領はアラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド大統領と、ロシアが米国と実施しているウクライナを巡る交渉などについて協議した。写真は21日、モスクワで撮影。(2025年 ロイター/Sputnik/Mikhail Metzel/Pool via REUTERS)
[モスクワ 24日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領はアラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド大統領と、ロシアが米国と実施しているウクライナを巡る交渉などについて協議した。ロシア大統領府が24日、明らかにした。
ロシア大統領府によると、ムハンマド大統領はウクライナを巡るロシアと米国の協議に支持を示し、24日にサウジアラビアの首都リヤドで行われている米ロの専門家会合に期待を示した。
プーチン氏は、ロシアとウクライナの捕虜交換をUAEが仲介したことに謝意を示した。
ロシア大統領府によると、両首脳は石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の協力体制についても協議。ロシアとUAEの戦略的協力を「前向きに検証」したほか、OPECプラスの「緊密な連携」を確認した。ただ、詳細は明らかにしなかった。