訂正-500万ドルで富裕投資家に米永住権付与、トランプ氏構想

2月25日、トランプ米大統領(写真)は、米国内で高額の投資をした外国人に米国の永住権(グリーンカード)を与える「EB─5」と呼ばれるビザ(査証)プログラムを廃止し、代わりに500万ドルで米国の市民権が手に入る「ゴールドカード」制度を導入するとの構想を発表した。2月24日、ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Evelyn Hockstein)
(見出しおよび第一段落の「米国籍」「市民権」を「永住権」に訂正します)
Steve Holland Kanishka Singh
[ワシントン 25日 ロイター] - トランプ米大統領は25日、米国内で高額の投資をした外国人に米国の永住権(グリーンカード)を与える「EB─5」と呼ばれるビザ(査証)プログラムを廃止し、代わりに500万ドルで米国の永住権(訂正)が手に入る「ゴールドカード」制度を導入するとの構想を発表した。
トランプ氏は記者団に「われわれはゴールドカードを販売する。500万ドル程度の価格にすることになるだろう」と説明。この制度はグリーンカードの特権が得られるのに加えて、米国の市民権を取得するルートにもなり、富裕層がこのカードを購入して米国にやって来ると述べた。2週間以内にプログラムの詳細を公表するとした。
また、ロシアのオリガルヒ(新興財閥)もゴールドカードを取得できるとの考えを示し、「ロシアのオリガルヒを何人が知っているが、とても素晴らしい人々だ」と述べた。