英小売売上高、2月は前月比+1.0 非食品好調で予想外の増加

英国立統計局(ONS)が28日発表した2月の小売売上高(数量ベース)は前月比1.0%増と、市場予想に反して増加した。写真は、オックスフォード通りで買い物をする人々。2023年4月、ロンドンで撮影(2025年 ロイター/Anna Gordon)
[ロンドン 28日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が28日発表した2月の小売売上高(数量ベース)は前月比1.0%増と、市場予想に反して増加した。スーパーマーケットの売り上げは1月の急増の反動で減少したものの、食品以外の売り上げが好調だった。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は0.4%減だった。
ONSは1月の売上高を当初の1.7%増から1.4%増に下方修正した。
ONS高官は「2月はホームセンターが好調で、家庭用品店の売上高が2021年4月以来の大幅な伸びとなった」と述べた。また、幅広いセールによって衣料品の売り上げも伸びたと説明した。
ONSによると、昨年第4・四半期の家計貯蓄率は12.0%と、第3・四半期の10.3%から上昇した。新型コロナウイルス流行時を除けば、15年ぶりの高水準となった。
一部のエコノミストは、高水準の貯蓄が消費に回れば、低迷している経済成長が今後回復する可能性があると予想している。
昨年12月から2月までの3カ月間の小売売上高は0.3%増と、昨年9─11月以来の増加となった。
2月の小売売上高は前年同月比で2.2%増と、エコノミスト予想の中央値である0.5%増を上回った。
ONSによると、小売売上高は依然として新型コロナ流行前の水準を下回っている。
デロイトの小売り部門責任者オリバー・バーノンハーコート氏は「食品価格の伸びが依然として大きいため、消費者の購買能力が低下している。小売業者は来週の賃金コスト上昇を見据えて慎重になるだろう」と述べた。
ONSが別に発表した24年第4四半期の国内総生産(GDP)伸び率確報値は0.1%だった。年前半の上方修正を受けて通年の成長率は0.9%から1.1%に上方修正した。1人当たりのGDPは横ばいだった。
第4四半期のインフレ調整後の家計可処分所得は、賃金の急上昇を反映し前年比4.3%増と9年ぶりの大幅な増加となった。
RSMのエコノミスト、トーマス・ピュー氏は小売売上高について、家計支出の広範な指標で今年初めの回復を示す兆候の可能性を指摘。「しかし消費者は明らかにまだ不安を抱えており信頼感が大幅に向上しない限り、消費支出につながる可能性は低い」と述べた。
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