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イラン大統領、トランプ氏の交渉姿勢に不信感 各地で反米集会
2025年02月10日(月)19時34分
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イランのペゼシュキアン大統領(写真)は10日、米国が誠実にイランとの交渉を求めているのか疑問を呈した。昨年10月の代表撮影。(2025 ロイター/Maxim Shemetov)
[ドバイ 10日 ロイター] - イランのペゼシュキアン大統領は10日、米国が誠実にイランとの交渉を求めているのか疑問を呈した。
トランプ米大統領は先週、イランに「最大限の圧力」をかける政策を復活させるととともに、ペゼシュキアン大統領との会談に前向きな姿勢を示した。
ペゼシュキアン大統領はテヘランのアザディ広場で演説し「米国が交渉について誠実であれば、なぜわれわれに制裁を科したのか」と発言。「(イランは)戦争は望んでいない。だが、外圧には屈しない」と述べた。
イランの国営テレビによると、全国各地で1979年のイスラム革命を記念する集会が開かれ、参加者は「米国に死を」「イスラエルに死を」と口々に叫んだ。