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ウクライナにF16・ミラージュ戦闘機が到着、蘭仏が供与

2025年02月07日(金)02時52分

ウクライナは6日、オランダから供与される米国製戦闘機F16と、フランスからの戦闘機「ミラージュ2000」について、それぞれ第一陣を受領したと明らかにした。写真はオランダ・アイントホーフェンで撮影(2025年 ロイター/Piroschka van de Wouw)

(正しく表示されなかったため再送します。)

[キーウ 6日 ロイター] - ウクライナは6日、オランダから供与される米国製戦闘機F16と、フランスからの戦闘機「ミラージュ2000」について、それぞれ第一陣を受領したと明らかにした。2024年夏に初めてF16が到着したウクライナにとって、最新鋭戦闘機ミラージュ2000は初めての受領となり、航空戦力強化の上で新たな節目となる。

ウクライナのゼレンスキー大統領は、ウクライナ空軍の最新鋭化につながるとしてフランスとオランダを称賛した。ウクライナのウメロフ国防相は「これらの最新鋭戦闘機は間もなく戦闘任務を開始する。ウクライナの防衛力を強化し、ロシアによる侵攻に効果的に対応する能力を高めるだろう」と述べた。第一陣としてのF16とミラージュ戦闘機の納入数は明らかにされていない。

ロシアによる侵攻が続くウクライナは、北大西洋条約機構(NATO)諸国などに対し高度な武器や弾薬の提供をたびたび要請。これに対し、オランダは、計24機のF16の供与を表明していた。24年末のフランス議会の報告書によると、フランス空軍の「ミラージュ2000」26機のうち6機が供与予定となっている。

フランスは今月12日、ウクライナ、英国、米国との会合を主催し、ウクライナ支援の強化策を協議する予定となっている。

ロイター
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