ベトナム、1月輸出は前年比7％減 旧正月の影響で

　２月６日　ベトナム統計総局（ＧＳＯ）が６日発表した１月の輸出は前年同月比７％減少した。写真は２０２０年３月、ダナンのティエンサ港で撮影（２０２５年　ロイター／Kham）

［ハノイ　６日　ロイター］ - ベトナム統計総局（ＧＳＯ）が６日発表した１月の輸出は前年同月比７％減少した。昨年は２月だった旧正月の休暇が月末と重なり、輸出が滞った可能性があるとみられている。

それでも１月の貿易収支は１２億３０００万ドルの黒字で、１２月の５億ドルから拡大した。

最大の輸出市場である米国に対する黒字は前年比３．５％減の８５億ドルとなった。５日発表の米統計によると、ベトナムの２０２４年対米貿易黒字は過去最高を記録した。

鉱工業生産は前年比０．６％の小幅増となり、旧正月の時期が影響した可能性があるとみられる。

６日発表の１月の消費者物価は前年比３．６３％上昇した。

小売売上高は９．５％増。海外からの投資は前年比２％増の１５億ドル超、契約ベースでは４８．６％増の４３億ドルだった。