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原油先物は小反発、サウジがアジア向け販売価格引き上げ

2025年02月06日(木)12時09分

 2月6日、アジア時間の原油先物価格は小幅に上昇している。写真は石油掘削用のポンプジャッキ。米テキサス州 で2018年8月撮影(2025 ロイター/Nick Oxford)

Colleen Howe

[北京 6日 ロイター] - 6日アジア時間の原油先物価格は小幅に上昇している。サウジアラビアの国営石油会社が3月の原油価格を大幅に引き上げたことで、前日から反発した。

0148GMT(日本時間午前10時48分)時点で、北海ブレント先物は0.14ドル(0.19%)高の1バレル=74.75ドル。米WTI先物は0.18ドル(0.25%)高の71.21ドル。

サウジアラムコは5日、中国とインドの需要が高まる中、3月のアジア向け公式販売価格(OSP)を大幅に引き上げた。

IGの市場アナリスト、トニー・シカモア氏は「ロシアに対する新たな制裁が効き始めており、サウジは逼迫した市場を利用できている」と述べた。

原油価格は、米国の原油・ガソリン在庫が大幅に増加して需要減退が示唆されたことや、米中関税の影響が懸念されたことから、前日は2%以上下落していた。

ロイター
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