EU首脳、トランプ関税に警戒 「貿易戦争で双方に打撃」
欧州連合(EU)首脳は3日、トランプ米大統領がEUに対しても関税措置を拡大する可能性を示唆したことを受け、貿易戦争で欧州と米国の双方の消費者が打撃を受けるリスクがあると警告した。写真はEUのカラス外交安全保障上級代表。1月撮影(2025年 ロイター/Hamad I Mohammed)
Lili Bayer
[ブリュッセル 3日 ロイター] - 欧州連合(EU)首脳は3日、トランプ米大統領がEUに対しても関税措置を拡大する可能性を示唆したことを受け、貿易戦争で欧州と米国の双方の消費者が打撃を受けるリスクがあると警告した。
トランプ氏は1日、カナダとメキシコからの輸入品に25%の関税、中国からの輸入品に10%の追加関税を4日から課す大統領令に署名。2日には、英国は関税は回避できるかもしれないとした上で、EUについては関税を課す可能性があると示唆した。
こうした事態を受け、EU首脳はこの日、ブリュッセルで非公式会合を開催。EUの外相に当たるカラス外交安全保障上級代表は会合前、米国とEUの貿易戦争で利するのは中国だけだと指摘。「EUと米国は極めて密接に結びついている。米国はわれわれを必要とし、われわれも米国を必要としている」と述べた。
ポーランドのトゥスク首相はワルシャワで記者団に対し「ロシアの脅威と中国の拡大に直面する中、同盟国同士で争うことは避けなければならない」とし、欧米は直面する課題を踏まえ、西側諸国として団結しなければならないとの考え示した。
トランプ大統領の発言を受け、3日の欧州株式市場で欧州の自動車メーカーの株価が下落するなどの動きが出ている。
トランプ氏はEUとの貿易収支について苦言を呈する際、モノの貿易のみに焦点を当てている。ユーロスタット(EU統計局)によると、2023年の米国のEUに対するモノの貿易赤字は1558億ユーロだったが、サービス貿易では米国のEUに対する輸出超過は1040億ユーロだった。
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