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今年のタイ成長率予想、3%に据え置き 3.5%に上振れも=財務省

2025年01月30日(木)16時39分

 1月30日、タイ財務省は、観光、輸出、個人消費の増加により、今年の経済成長率が3.0%になるとの見通しを示した。写真は2023年7月、バンコクで撮影(2025年 ロイター/Athit Perawongmetha)

Kitiphong Thaichareon Chayut Setboonsarng

[バンコク 30日 ロイター] - タイ財務省は30日、観光、輸出、個人消費の増加により、今年の経済成長率が3.0%になるとの見通しを示した。従来予想を据え置いた。

財務省のポーンチャイ財政政策局長は記者会見で、政府の取り組み次第では3.5%に達する可能性があると述べた。

今年の輸出は4.4%増と、従来予想の3.1%増を上回るとの見通しを示した。

財務省によると、2024年の国内総生産(GDP)成長率は2.5%と、予想の2.7%を下回ったとみられる。GDPの公式データは2月17日に発表される。

同氏は「自動車部門の設備投資が予想以上に落ち込み、昨年の成長率は下方修正された」と分析した。

タイは自動車生産と輸出の中心地で、トヨタとホンダが地域の事業拠点を置いている。しかし、信用条件の引き締まりなどにより24年の国内販売は15年ぶりの低水準に落ち込んだ。また輸出も振るわず、生産台数は4年ぶりの低水準となった。

ポーンチャイ氏は電気自動車(EV)への移行が円滑に進むよう取り組んでいると述べた。

財務省は今年の民間投資が24年の2.7%減から2.7%増へ反転すると予想している。一方、個人消費は24年の4.7%増から3.3%増へ減速する見通し。

今年の外国人観光客数は3950万人に達し、新型コロナ流行前の19年に記録した4000万人に迫ると予想した。昨年は前年比26.3%増の3550万人だった。

ロイター
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