インド「世界最大の宗教行事」で群衆事故、7人以上死亡
世界最大の宗教行事といわれるヒンドゥー教の祭り「クンブ・メラ」が行われているインド北部ウッタルプラデシュ州プラヤグラジで29日、ガンジス川で沐浴(もくよく)しようと集まった多数の人々の中で将棋倒しが起こり、7人以上が死亡し、約10人が負傷した。写真は将棋倒しが起きた後に活動する警備担当者ら(2025年 ロイター/Sharafat Ali)
Adnan Abidi Saurabh Sharma
[プラヤグラジ 29日 ロイター] - 世界最大の宗教行事といわれるヒンドゥー教の祭り「クンブ・メラ」が行われているインド北部ウッタルプラデシュ州プラヤグラジで29日、ガンジス川で沐浴(もくよく)しようと集まった多数の人々の中で将棋倒しが起こり、当局者によると7人以上が死亡し、約10人が負傷した。
ドローンの映像では、期間中、重要な沐浴日である29日にガンジス川とヤムナ川、神話上のサラスバティー川の合流点で身を清めようと、未明に多数の人が集まっている様子が映し出されている。
将棋倒しが起きた後の動画や写真には、遺体が担架で運ばれていく様子や、地面に座って泣いている人々、逃げようとした人々が残した服や靴、リュックサック、毛布などが映っている。
当局によると、現地時間午前1時(日本時間午前4時30分)ごろに最初の混乱が起こった。原因は不明だが「深刻なものではなかった」という。
しかし目撃者によると、3つの川の合流点付近で大きな押し合いが発生し、人々が倒れていったという。この合流点での沐浴は特に神聖なものとされている。
東部パトナから訪れたビジェイ・クマールさんは「私たちの前にはバリケードがあり、反対側には警棒を持った警官がいた。後ろから押す力は非常に強く、人々が倒れ始めた」と説明した。
「あちこちに人が横たわっていたが、生きているのか死んでいるのかは分からなかった」と述べた。
当局者によると、危機対応特殊部隊が現場に派遣され、救助活動が行われている。
ANI通信は、モディ首相がウッタルプラデシュ州のアディティアナート首相と協議し、「事態の正常化と救援活動の指示」を出したと伝えた。
クンブ・メラは2週間前に始まり、これまでに約2億人が参加したとされる。参加者にはシン国防相やシャー内務相、アダニ・グループのゴータム・アダニ会長も含まれる。地元メディアは、英ロックグループ、コールドプレイのクリス・マーティンさんや女優のダコタ・ジョンソンが28日にプラヤグラジに到着したと報じた。モディ首相も来月この祭典を訪問する予定。
当局は29日に過去最多となる1億人がプラヤグラジに集まると予測していた。この日は144年ぶりの珍しい天体の整列が起こるため、特に吉兆な日とされていた。
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