トランプ政権でも強力な台湾支援継続へ、現地の米商議所が期待感

　１月１６日、在台湾米国商工会議所のダン・シルバー会頭は、トランプ次期米政権が台湾を引き続き強力に支援することを期待すると述べた。写真は台湾と米国の旗。２０１８年３月、台北で撮影（２０２５年　ロイター/Tyrone Siu）

[台北 １６日 ロイター] - 在台湾米国商工会議所のダン・シルバー会頭は１６日、トランプ次期米政権が台湾を引き続き強力に支援することを期待すると述べた。

一方、２０２５年ビジネス環境調査で回答者の４分の３は米台貿易協定がビジネスの成功に不可欠と見なしているものの、それが実現する可能性は低そうだとした。

第１次トランプ政権は台湾を強力に支援し、武器売却を定例化。これはバイデン現政権も継続した。

シルバー氏は、国務長官候補のマルコ・ルビオ氏ら台湾を強く支持してきた人々が新政権に参加することを喜んでいると表明。「われわれは米議会における台湾への支持と、経済・貿易関係を含むさまざまな分野での関係が過去４０年間と同様に高いものであることを知っている」と語った。

４２３会員のうち２１２会員が調査に回答。今年の台湾への投資については９割が維持または増やす計画だという。