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トランプ氏、ケネディ次期厚生長官と小児ワクチン廃止巡り協議へ

2024年12月13日(金)06時12分

トランプ次期米大統領は、厚生長官に指名したロバート・ケネディ・ジュニア氏(右)と小児用ワクチンプログラムの廃止について協議する予定だと明らかにした。10月撮影(2024年 ロイター/Carlos Barria)

Tim Reid Michael Erman

[12日 ロイター] - トランプ次期米大統領は、厚生長官に指名したロバート・ケネディ・ジュニア氏と小児用ワクチンプログラムの廃止について協議する予定だと明らかにした。12日に公開された米タイム誌とのインタビューで述べた。

ケネディ氏がワクチンプログラム廃止を決定した場合に承認するかとの質問に対しトランプ氏は、重要な議論を行うつもりだとした上で、「自閉症の発生率は誰も想像しなかったようなレベルにある。現状を見れば、何か原因があることが分かる」と述べた。

トランプ次期政権がワクチンの一部を廃止する可能性については、「危険または有益でないと判断すれば、そうなる可能性はある」とし、「最終的にはさほど物議を醸すことはないだろう」との考えを示した。

ケネディ氏はワクチンが自閉症と関連しているなど、すでに医学的に否定されている主張をしてきたほか、コロナ禍で課された州・連邦政府の規制に反対し、ウイルスに関する誤情報を拡散したとして非難された。

ロイター
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