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トランプ氏、米政府系放送局トップに共和党強硬派レーク氏指名

2024年12月12日(木)15時13分

 12月11日、トランプ次期米大統領は、元ニュースキャスターで、先月のアリゾナ州上院選で落選した共和党強硬派のカリ・レーク氏(写真)を、政府系放送局「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」のディレクターに指名すると発表した。アリゾナ州で先月2日撮影(2024年 ロイター/Caitlin O'Hara)

[11日 ロイター] - トランプ次期米大統領は11日、元ニュースキャスターで、先月のアリゾナ州上院選で落選した共和党強硬派のカリ・レーク氏を、政府系放送局「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」のディレクターに指名すると発表した。

トランプ氏は自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、「(レーク氏は)フェイクニュースメディアが広めるうそとは異なり、自由と権利という米国の価値が公正かつ正確に世界中に放送されるようにする」と述べた。

レーク氏はトランプ氏の強力な支持者で、2020年の選挙で不正があったという同氏の虚偽の主張に同調している。22年のアリゾナ州知事選でも敗北した。

トランプ氏は1期目に、新型コロナウイルスが最初に確認された中国・武漢の都市封鎖解除を記念する光のショーをVOAが放送したことを受け、中国のプロパガンダ(宣伝活動)を増幅させていると非難した。

ロイター
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