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バルト海警備、NATO加盟国の参加拡大望む=ポーランド国防相

2024年12月12日(木)15時12分

 12月11日、ポーランドのコシニャクカミシュ国防相(写真)は、ロシアの潜在的な脅威を踏まえ、バルト海の警備にあたる北大西洋条約機構(NATO)加盟国の海軍が増えることを望むとロイターとのインタビューで語った。ワルシャワで10日撮影(2024年 ロイター/Aleksandra Szmigiel)

Barbara Erling Justyna Pawlak

[ワルシャワ 11日 ロイター] - ポーランドのコシニャクカミシュ国防相は、同国はロシアの潜在的な脅威を踏まえ、バルト海の警備にあたる北大西洋条約機構(NATO)加盟国の海軍が増えることを望むとロイターとのインタビューで語った。

来年6月にオランダのハーグで開催される次回NATO首脳会議で、地域外からの参加を含め、バルト海警備への幅広い参加を同盟国に求めると述べた。

バルト海警備の重要性は、11月に海底光ケーブル2本が切断されたのをきっかけに表面化。同盟国は意図的な破壊工作を疑っている。

コシニャクカミシュ氏は、同盟国がバルト諸国上空の空域を警備するのと同様、地域外の国も海軍による海上警備に貢献すべきと指摘。「ウクライナとの紛争から遠く離れた国や、ポーランドほど直接的なかかわりがない国も、このように安全保障に貢献すべきだ」と述べた。

ロイター
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