北朝鮮の金総書記、核戦争を警告 米が緊張激化と非難＝ＫＣＮＡ

　北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は１１月２１日、朝鮮半島は現在ほど核戦争のリスクに直面したことはないと述べ、米国が緊張と挑発を強めていると非難した。国営の朝鮮中央通信（ＫＣＮＡ）が２２日伝えた。１０月７日、平壌で撮影されたＫＣＮＡ提供写真（２０２４年　ロイター）

[ソウル ２２日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は２１日、朝鮮半島は現在ほど核戦争のリスクに直面したことはないと述べ、米国が緊張と挑発を強めていると非難した。国営の朝鮮中央通信（ＫＣＮＡ）が２２日伝えた。

平壌で開かれた軍事展示会で演説し、米国と交渉を試みたものの、結果は北朝鮮に対する「攻撃的で敵対的」な政策を際立たせるだけだったと述べた。

その上で、兵器の開発と向上を呼びかけ、国家の戦略的地位を高めるため引き続き防衛能力を強化すると表明した。