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アルゼンチン、国連レバノン暫定軍から撤退へ 結束に亀裂
2024年11月20日(水)03時08分
国連レバノン暫定軍(UNIFIL)報道官は19日、アルゼンチンが同軍からの撤退を通告したと明らかにした。写真は同日、レバノン南部マルジャユーンを走行するUNIFILの車両(2024年 ロイター/Karamallah Daher)
Emma Farge
[ジュネーブ 19日 ロイター] - 国連レバノン暫定軍(UNIFIL)報道官は19日、アルゼンチンが同軍からの撤退を通告したと明らかにした。イスラエルによるレバノン攻撃を受けてUNIFILの結束に亀裂が生じていることを示した。
UNIFILに人員を派遣している48カ国のうち、撤退を通告したのはアルゼンチンが初めて。
UNIFIL報道官はアルゼンチン撤退の理由についてコメントを控えた。アルゼンチンのコメントは得られていない。
UNIFILは1万人規模の平和維持活動部隊で、イスラエルとの境界線を監視するためレバノン南部に展開。アルゼンチンは現在3人を派遣している。この地域では、イスラエル軍とイラン支援下にあるレバノンの武装組織ヒズボラとの間で1年以上にわたり敵対行為が続いている。