イスラエル、ベイルート南郊のヒズボラ支配地域を空爆 3日連続
11月14日、イスラエル軍は3日連続でレバノンの首都ベイルート南部郊外の武装組織ヒズボラ支配地域への空爆を行った。写真は同日、攻撃を受けベイルートの南郊から上がる煙(2024年 ロイター/Thaier Al-Sudani)
[ベイルート 14日 ロイター] - イスラエル軍は14日早朝、3日連続でレバノンの首都ベイルート南部郊外の武装組織ヒズボラ支配地域への空爆を行った。
空襲はレバノン南部ビントジュベイルにも及んだ。レバノン国営通信(NNA)によると、同地域は前夜も空爆や砲撃を受けて建物や集合住宅に大きな被害が出たという。
レバノン当局は、14日のベイルート南部郊外への攻撃による死傷者をまだ確認していない。保健省によると、イスラエルの攻撃により、10月7日以来、レバノン全土で少なくとも3365人が死亡、1万4344人が負傷した。
一方、レバノンのベリ国民議会(国会)議長の政治補佐官であるアリ・ハッサン・ハリル氏は13日、停戦の枠組みについて、バイデン米政権のホックスティーン特使と予備的合意に達したと述べた。
アルジャジーラとのインタビューで、提案は米特使を通じてイスラエル側に伝えられたが、返答や修正案はまだ受け取っていないとした。