ニュース速報
ワールド

原油先物はほぼ横ばい、OPEC月報に注目

2024年11月12日(火)12時15分

 11月12日、原油先物価格はアジア市場序盤の取引でほぼ横ばい。写真はインドのコルカタにあるガソリンスタンドで8月撮影(2024 ロイター/Sahiba Chawdhary)

Colleen Howe

[北京 12日 ロイター] - 原油先物価格は12日のアジア市場序盤の取引でほぼ横ばい。中国の景気刺激策に対する失望と供給過剰への警戒感でここ数営業日相場は下落していた。市場は石油輸出国機構(OPEC)の月報から今後の価格動向を探ろうとしている。

北海ブレント先物は0.01ドル安の1バレル=71.82ドル。米WTI先物は0.03ドル高の68.07ドル。

両先物ともに過去2営業日で5%超下落していた。中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会は8日、経済のシステミックリスクとなっている地方政府の「隠れ債務」について10兆元(1兆4000億ドル)規模の対策を決定した。

ただ、アナリストの間では成長を後押しするためには十分な規模でないとの見方がある。

この日発表予定のOPEC月報では2025年までの見通しで需要がさらに下方修正されるかどうかに注目が集まっている。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

チェジュ航空と空港運営会社を捜索、韓国機事故 音声

ビジネス

英製造業PMI、12月改定値は47.0 11カ月ぶ

ビジネス

ユーロ圏製造業PMI、12月改定45.1で速報小幅

ビジネス

独製造業PMI、12月改定値は42.5へ低下 景気
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ISSUES 2025
特集:ISSUES 2025
2024年12月31日/2025年1月 7日号(12/24発売)

トランプ2.0/中東&ウクライナ戦争/米経済/中国経済/AI......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    カヤックの下にうごめく「謎の影」...釣り人を恐怖に突き落とした「超危険生物」との大接近にネット震撼
  • 2
    「これが育児のリアル」疲労困憊の新米ママが見せた赤ちゃんハプニングが話題に
  • 3
    真の敵は中国──帝政ロシアの過ちに学ばない愚かさ
  • 4
    地下鉄で火をつけられた女性を、焼け死ぬまで「誰も…
  • 5
    イースター島で見つかった1億6500万年前の「タイムカ…
  • 6
    青学大・原監督と予選落ち大学の選手たちが見せた奇跡…
  • 7
    早稲田の卒業生はなぜ母校が「難関校」になることを…
  • 8
    「少数与党」でモヤモヤする日本政治だが、そのしな…
  • 9
    ヨルダン皇太子一家の「グリーティングカード流出」…
  • 10
    中高年は、運動しないと「思考力」「ストレス耐性」…
  • 1
    地下鉄で火をつけられた女性を、焼け死ぬまで「誰も助けず携帯で撮影した」事件がえぐり出すNYの恥部
  • 2
    真の敵は中国──帝政ロシアの過ちに学ばない愚かさ
  • 3
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊」の基地で発生した大爆発を捉えた映像にSNSでは憶測も
  • 4
    ヨルダン皇太子一家の「グリーティングカード流出」…
  • 5
    「腹の底から笑った!」ママの「アダルト」なクリス…
  • 6
    JO1やINIが所属するLAPONEの崔社長「日本の音楽の強…
  • 7
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 8
    イースター島で見つかった1億6500万年前の「タイムカ…
  • 9
    カヤックの下にうごめく「謎の影」...釣り人を恐怖に…
  • 10
    流石にこれは「非常識」?...夜間フライト中に乗客が…
  • 1
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 2
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊」の基地で発生した大爆発を捉えた映像にSNSでは憶測も
  • 3
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 4
    ロシア兵「そそくさとシリア脱出」...ロシアのプレゼ…
  • 5
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 6
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 7
    半年で約486万人の旅人「遊女の数は1000人」にも達し…
  • 8
    「腹の底から笑った!」ママの「アダルト」なクリス…
  • 9
    「炭水化物の制限」は健康に問題ないですか?...和田…
  • 10
    ミサイル落下、大爆発の衝撃シーン...ロシアの自走式…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中