ニュース速報
ワールド

中国外務省がトランプ氏に祝意、国営紙は「現実的な」対応求める

2024年11月07日(木)10時24分

中国外務省は11月6日夜、米大統領選に関し「米国民の選択を尊重し、トランプ氏の当選に祝意を表する」とした報道官談話を出した。写真は2019年6月、握手するトランプ氏と習近平国家主席。大阪で撮影(2024年 ロイター/Kevin Lamarque)

[香港 7日 ロイター] - 中国外務省は6日夜、米大統領選に関し「米国民の選択を尊重し、トランプ氏の当選に祝意を表する」とした報道官談話を出した。

一方、国営英字紙チャイナ・デーリーは論説で、トランプ氏の2度目の大統領就任は「提供されたチャンスを無駄にしなければ、中米関係の新たな始まり」となる可能性があるとの認識を示した。

「台湾問題から貿易、南シナ海に至るまで」さまざまな相違を処理するため、トランプ次期政権は中国との対話・意思疎通を強化することができると指摘。米国の中国に対する政策と「誤解」は両国関係に重大な困難をもたらしていると訴えた。

「2国間関係に対する現実的なアプローチは世界的課題の複雑性に対処する上で不可欠だ」と主張。中米関係を適切に処理することは「両国の共通の利益に資するだけでなく、世界により大きな確実性と安定性をもたらすだろう」とした。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

韓国大統領、ウクライナへの武器供与排除せず 北朝鮮

ビジネス

日米の投資拡大、経済関係強化は不可欠=日鉄のUSス

ワールド

イスラエル軍、レバノン東部を攻撃 40人死亡・53

ワールド

アストラゼネカ中国法人社長拘束、理由不明 保険詐欺
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:米大統領選と日本経済
特集:米大統領選と日本経済
2024年11月 5日/2024年11月12日号(10/29発売)

トランプ vs ハリスの結果次第で日本の金利・為替・景気はここまで変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウクライナ軍と北朝鮮兵が初交戦
  • 2
    「ダンスする銀河」「宙に浮かぶ魔女の横顔」NASAが今週公開した「不気味で美しい」画像8選
  • 3
    米大統領選挙の「選挙人制度」は世界の笑い者── どうして始まりなぜ変えられないのか?
  • 4
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄…
  • 5
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」ものはど…
  • 6
    どちらが勝っても日本に「逆風」か...トランプvsハリ…
  • 7
    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…
  • 8
    【読解力を高める】オーディオブックの意外な効用...…
  • 9
    ネアンデルタール人「絶滅」の理由「2集団が互いに無…
  • 10
    投票日直前、トランプの選挙集会に異変! 聴衆が激…
  • 1
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウクライナ軍と北朝鮮兵が初交戦
  • 2
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大人気」の動物、フィンランドで撮影に成功
  • 3
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄道計画が迷走中
  • 4
    日本で「粉飾倒産」する企業が増えている理由...今後…
  • 5
    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…
  • 6
    脱北者約200人がウクライナ義勇軍に参加を希望 全員…
  • 7
    投票日直前、トランプの選挙集会に異変! 聴衆が激…
  • 8
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 9
    「常軌を逸している」 トランプ、選挙集会で見せた「…
  • 10
    幻のドレス再び? 「青と黒」「白と金」論争に終止符…
  • 1
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 2
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 3
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶりに大接近、肉眼でも観測可能
  • 4
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の…
  • 5
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 6
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 7
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア…
  • 8
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 9
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄…
  • 10
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中