ロシアがウクライナのハリコフ空爆、子ども1人死亡・29人負傷
10月30日、ウクライナのハリコフで高層アパートがロシアの空爆を受け、子ども1人が死亡、少なくとも29人が負傷した。写真はロシアの空爆で破壊された集合住宅。31日、ハリコフで撮影(2024年 ロイター/Vyacheslav Madiyevskyy)
Vitalii Hnidyi
[ハリコフ(ウクライナ) 30日 ロイター] - ウクライナのハリコフで30日高層アパートがロシアの空爆を受け、子ども1人が死亡、少なくとも29人が負傷した。複数の関係者が明らかにした。
ハリコフ州のシネグボフ知事によると、11歳の子どもが死亡。空爆で火災が発生し、入り口の大部分が破壊され、建物に大きな穴が開いた。
ロイター・テレビの映像では、救助隊がねじれたコンクリートや建築資材の山をかき分けて負傷者を運び出し救急車に乗せる様子が映し出された。
ウクライナのゼレンスキー大統領は今回の攻撃について、西側からの軍事支援の必要性を示すものだと強調。メッセージアプリ「テレグラム」に「われわれのパートナーは、日々何が起こっているかを見ることができる。決断を先延ばしすることは、少なくとも数十人の命と、数百発のロシアの爆弾を意味する」と投稿した。