スウェーデンGDP、第3四半期は0.1%減 リセッション入り
10月29日、スウェーデン統計局が発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比0.1%減少だった。写真は2017年5月、ストックホルムで撮影(2024年 ロイター/Ints Kalnins)
[ストックホルム 29日 ロイター] - スウェーデン統計局が29日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比0.1%減少だった。第2・四半期もマイナスだったため、リセッション(景気後退)入りが明らかになった。
前年比でも0.1%減だった。
第3・四半期GDPのアナリスト予想は、前期比0.4%増、前年比0.7%増だった。
9月のGDPは前年比0.1%増、前月比0.4%減だった。
スウェーデン経済はここ1年低迷している。中銀は9月の会合で、年内2回の会合で利下げを実施し、このうち1回は0.5%の引き下げになるとの見通しを示した。2025年前半の1─2回の追加利下げも予想している。
中銀は「スウェーデン経済は依然として停滞している。11月の利下げ実施の可能性は高まっており、来週の会合での0.5%利下げの予想に変更はない」としている。