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イスラエルへの武器輸出、国際法巡る「ジレンマ」に=ドイツ外相

2024年10月24日(木)01時16分

ドイツのベーアボック外相は23日、イスラエルは親イラン武装組織ヒズボラの攻撃から自国を守る権利があるものの、イスラエルへの武器供給は、国際法違反の懸念を巡り「ジレンマ」を引き起こしているとの見方を示した。写真はレバノン南部で同日撮影(2024年 ロイター/Aziz Taher)

Timour Azhari Riham Alkousaa

[ベイルート/ベルリン 23日 ロイター] - ドイツのベーアボック外相は23日、イスラエルは親イラン武装組織ヒズボラの攻撃から自国を守る権利があるものの、イスラエルへの武器供給は、国際法違反の懸念を巡り「ジレンマ」を引き起こしているとの見方を示した。

ベーアボック氏は、「イスラエルは毎日攻撃を受けており、支援しなければ人々を攻撃から守ることができない」とした上で、「ただ他方では、国際人道法を順守することもドイツの責任だ」と言明した。

ドイツのショルツ首相は17日、今後もイスラエルへの武器供給を通じて自衛支援を継続すると発表した。

また、ベーアボック氏はイスラエル軍による国連レバノン暫定軍(UNIFIL)への攻撃について、「国連平和維持部隊に対するいかなる意図的な攻撃も人道法に違反する」と指摘した。

ロイター
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