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ベイルート病院付近への攻撃で18人死亡、イスラエルは標的を否定

2024年10月23日(水)02時02分

レバノン保健省は22日、首都ベイルートにある主要な病院の付近を標的にイスラエル軍が21日に行った空爆で、子ども4人を含む少なくとも18人が死亡し、60人が負傷したと発表した。写真はベイルートで22日撮影(2024年 ロイター/Yara Nardi)

[ベイルート 22日 ロイター] - レバノン保健省は22日、首都ベイルートにある主要な病院の付近を標的にイスラエル軍が21日に行った空爆で、子ども4人を含む少なくとも18人が死亡し、60人が負傷したと発表した。

イスラエル軍は、ベイルートのラフィク・ハリリ大学病院付近を標的とした前日の空爆について、武装組織ヒズボラの標的を戦闘機で攻撃したが、病院は標的にしておらず、病院は影響を受けていないと表明した。

ただ同病院の院長によると、病院の施設が損傷。職員に死傷者は出ていないものの、近辺で救助活動が続いているとしている。

レバノン政府は22日、イスラエルによるレバノンへの過去1日間の攻撃で少なくとも63人が死亡し、死者数の合計は2530人に上ると発表。2023年10月以来では、1万1800人超が負傷したという。

ロイター
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