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BRICS財務相・中銀総裁会合、中国やインドなど大半は代理が出席

2024年10月15日(火)09時12分

 ロシア中部カザンで22―24日に主要新興国による「BRICS」首脳会議が開催されるのを前に、ロシアのシルアノフ財務相の呼びかけで11日に加盟国の財務相・中央銀行総裁会合が開催された。写真はプーチン大統領。7月11日、サンクトペテルブルクで撮影された提供写真。Sharifulin/Host Photo Agency BRICS-RUSSIA2024.RU/Handout via REUTERS(2024年 ロイター)

Gleb Bryanski

[モスクワ 11日 ロイター] - ロシア中部カザンで22―24日に主要新興国による「BRICS」首脳会議が開催されるのを前に、ロシアのシルアノフ財務相の呼びかけで11日に加盟国の財務相・中央銀行総裁会合が開催された。ただ会合に参加した財務相はエジプトとアラブ首長国連邦(UAE)の2人、中銀総裁はイランの1人だけで、中国やインド、南アフリカなど他の多くの国は代理出席にとどまった。

今回の会合は、20カ国・地域(G20)の枠組みが、首脳会議に先立って経済的な議題を固めるため財務相と中銀総裁が準備会合を開く流れを踏襲したものだ。

ウクライナ侵攻後に西側諸国から制裁を科され、国際金融資本市場から閉め出されているロシアはBRICS加盟国との間で、代替決済システムの創設などを進めようとしている。

シルアノフ氏は会合で「(新しい)クロスボーダー決済を生み出す取り組みがわれわれの主な課題だ」と語った。

また同氏は、BRICSの国際的金融機関として唯一稼働している新開発銀行をベースとする共同投資プラットフォームを立ち上げ、新たなデジタル方式の取引を導入することも提案している。

ロイター
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