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北朝鮮、軍事境界線横断道路の爆破を準備=韓国軍

2024年10月14日(月)15時04分

 韓国軍合同参謀本部の報道官は14日、北朝鮮が韓国との事実上の国境である軍事境界線をまたぐ道路を爆破する準備をしていると述べた。軍事境界線に近い韓国坡州で2020年6月撮影(2024年 ロイター/Kim Hong-Ji)

Hyunsu Yim Jack Kim

[ソウル 14日 ロイター] - 韓国軍合同参謀本部の報道官は14日、北朝鮮が韓国との事実上の国境である軍事境界線をまたぐ道路を爆破する準備をしていると述べた。

軍事境界線の東西の端の沿岸の北朝鮮側の道路で軍の兵士が道路を爆破する準備をしているとみられると述べた。

先週、北朝鮮の朝鮮人民軍は、韓国につながる道路と鉄道を完全に遮断し境界線周辺を要塞化すると、国営朝鮮中央通信(KCNA)を通じて表明した。

また11日には、韓国が首都平壌の上空にドローン(無人機)を飛ばし、「膨大な数」の北朝鮮の体制を批判するビラをまいたと非難した。金正恩朝鮮労働党総書記の妹で党副部長の金与正氏は12日、韓国の無人機が平壌上空で再び発見されれば「恐ろしい惨事」が起きるだろう」と警告した。

韓国軍合同参謀本部の報道官は14日、北朝鮮に無人機を飛ばしたのが韓国軍か民間人かと問う質問に答えなかった。

軍事ドローン運用の専門家である韓国中源大学のLee Kyoung-haing氏は、平壌まで往復300キロメートルをビラのような軽い物を搭載して飛行できるドローンは、民間人でも入手可能と述べた。

北朝鮮国防省は13日、今月平壌上空に飛来したドローンは特別な発射装置か滑走路を必要とし民間人が扱うことはできないと指摘した。

ロイター
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