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スペイン首相、イスラエルへの武器売却中止を要請 国連部隊攻撃で
2024年10月11日(金)19時58分
スペインのサンチェス首相(写真)は11日、イスラエル軍による国連レバノン暫定軍(UNIFIL)への攻撃を非難し、イスラエルへの武器売却を中止するよう国際社会に求めた。9月撮影。(2024年 ロイター/Eduardo Munoz)
[マドリード 11日 ロイター] - スペインのサンチェス首相は11日、イスラエル軍による国連レバノン暫定軍(UNIFIL)への攻撃を非難し、イスラエルへの武器売却を中止するよう国際社会に求めた。
国連筋によると、イスラエル軍は11日、レバノン南部ナクラにあるUNIFIL本部の監視塔に発砲し、2人が負傷した。UNIFILがイスラエル軍の攻撃を報告するのは3日連続。
UNIFILはスペインの司令官が指揮しており、同国はレバノンに650人の部隊を派遣している。
サンチェス氏はバチカンでローマ教皇フランシスコと会談後、「イスラエル軍がレバノンの国連部隊に対して行っている攻撃を非難させてほしい」と発言。「中東情勢を踏まえると、国際社会がイスラエル政府への武器輸出を停止することが急務だと考えている」と語った。