ニュース速報
ワールド

イスラエル、ヒズボラ傘下組織メンバーをシリアで殺害 軍発表

2024年10月10日(木)16時39分

 10月9日、イスラエル軍はレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラ傘下組織のメンバーをシリア西部のクネイトラ地域で殺害したと発表した。写真はイスラエルの空爆で被害を受けたとみられる建物。同日、ダマスカス西郊で撮影(2024年 ロイター/Firas Makdesi)

James Mackenzie Timour Azhari

[エルサレム/ベイルート 10日 ロイター] - イスラエル軍は9日、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラ傘下組織のメンバーをシリア西部のクネイトラ地域で殺害したと発表した。

殺害したのはヒズボラ傘下「ゴラン・テロリスト・ネットワーク」のメンバーで、シリア政権筋からの情報をヒズボラに伝える役割を担っていた。シリアで収集した情報を伝達し、イスラエルの占領地ゴラン高原での作戦を支援していたという。

イスラエル軍は10日、レバノン南部でヒズボラの司令官2人を殺害したと発表した。前日にはベイルート地域の弾薬庫と、レバノン南部の弾薬庫と軍事インフラを戦闘機で攻撃したと発表している。

一方、シリア国営テレビは10日未明、中西部の都市ホムスの工業地帯とハマ市近郊にある軍事施設に対し、イスラエルが空爆を実施したと伝えた。「若干の物的損害」が出たとしている。

報道によると、ホムスにある自動車製造工場が攻撃を受け火災が発生した。南部ダルアーでも爆発があり、調査を行っている。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米大統領選、郊外有権者と中間所得層の支持率でハリス

ビジネス

英住宅ローン、デフォルト率上昇へ 金融機関が予測=

ワールド

ロシア軍、ウクライナ東部要衝トレツク猛攻 激しい市

ビジネス

ファーストリテ、今期営業益も過去最高へ 前期売上高
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:米経済のリアル
特集:米経済のリアル
2024年10月15日号(10/ 8発売)

経済指標は良好だが、猛烈な物価上昇に苦しむ多くのアメリカ国民にその実感はない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 2
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた「まさかのもの」とは?
  • 3
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」ものはどれ?
  • 4
    戦術で勝ち戦略で負ける......「作戦大成功」のイス…
  • 5
    ウクライナ軍がミサイル基地にもなる黒海の石油施設…
  • 6
    ストームシャドウ、GMLRSでロシア軍司令部を「首尾よ…
  • 7
    2匹の巨大ヘビが激しく闘う様子を撮影...意外な「決…
  • 8
    ホームレスたちと河川敷で寿司パーティー、そして「…
  • 9
    神田伯山が語る25年大河ドラマ主人公・蔦屋重三郎「…
  • 10
    ロシア戦車が次々炎上、ウクライナ軍の「ドラゴンド…
  • 1
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 2
    キャサリン妃がこれまでに着用を許された、4つのティアラが織りなす「感傷的な物語」
  • 3
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた「まさかのもの」とは?
  • 4
    借金と少子高齢化と買い控え......「デフレ三重苦」…
  • 5
    アラスカ上空でロシア軍機がF16の後方死角からパッシ…
  • 6
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロ…
  • 7
    2匹の巨大ヘビが激しく闘う様子を撮影...意外な「決…
  • 8
    【独占インタビュー】ロバーツ監督が目撃、大谷翔平…
  • 9
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はど…
  • 10
    ウクライナ軍がミサイル基地にもなる黒海の石油施設…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 3
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは...」と飼い主...住宅から巨大ニシキヘビ押収 驚愕のその姿とは?
  • 4
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はど…
  • 5
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ…
  • 6
    ウクライナ軍、ドローンに続く「新兵器」と期待する…
  • 7
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 8
    エコ意識が高過ぎ?...キャサリン妃の「予想外ファッ…
  • 9
    キャサリン妃がこれまでに着用を許された、4つのティ…
  • 10
    キャサリン妃の「外交ファッション」は圧倒的存在感.…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中