ニュース速報
ワールド

EU産ブランデーへの反ダンピング措置、「合法的」と中国主張

2024年10月09日(水)18時35分

10月9日、中国商務省は前日に発表した欧州連合(EU)産のブランデーに対する暫定的な反ダンピング(不当廉売)措置について、「合法的な貿易救済措置」との認識を示した。写真はEUと中国の旗。北京で2016年7月撮影(2024年 ロイター/Jason Lee)

[北京 9日 ロイター] - 中国商務省は9日、前日に発表した欧州連合(EU)産のブランデーに対する暫定的な反ダンピング(不当廉売)措置について、「合法的な貿易救済措置」との認識を示した。

中国商務省は8日、調査の結果、EU産ブランデーのダンピングが中国の同業界に「多大な損害」をもたらしているという暫定判断を下したと発表。

その数日前には、欧州委員会が中国製電気自動車(EV)に最大45%の輸入関税を課す案について採決を行い、加盟国から十分な支持を得たと発表している。

中国商務省は9日、中国製EVに対するEUの措置は「事実や法的根拠を全く欠いており」、世界貿易機関(WTO)の規則に「明らかに違反している」と主張した。WTOに強く抗議しているともした。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ヒズボラ、レバノン南部で国境地帯で砲撃 イスラエル

ビジネス

ハリケーン「ミルトン」、保険損害600億ドルか 再

ワールド

ノーベル化学賞、グーグルAI部門幹部ら3氏 タンパ

ワールド

ガザ北部、イスラエル軍攻撃で45人死亡 難民キャン
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:米経済のリアル
特集:米経済のリアル
2024年10月15日号(10/ 8発売)

経済指標は良好だが、猛烈な物価上昇に苦しむ多くのアメリカ国民にその実感はない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた「まさかのもの」とは?
  • 2
    ウクライナ軍がミサイル基地にもなる黒海の石油施設を奪還か、当局が作戦映像を公開
  • 3
    2匹の巨大ヘビが激しく闘う様子を撮影...意外な「決闘」方法に「現実はこう」「想像と違う」の声
  • 4
    「ロシアの無人機攻撃」...ウクライナとルーマニアの…
  • 5
    ハマス奇襲から1年。「イランの核をまず叩け」と煽…
  • 6
    神田伯山が語る25年大河ドラマ主人公・蔦屋重三郎「…
  • 7
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はど…
  • 8
    キャサリン妃がこれまでに着用を許された、4つのティ…
  • 9
    「11年に一度」のピークが到来中...オーロラを見るた…
  • 10
    ウクライナ、ロシア国境奥深くの石油施設に猛攻 ア…
  • 1
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 2
    キャサリン妃がこれまでに着用を許された、4つのティアラが織りなす「感傷的な物語」
  • 3
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はどこに
  • 4
    借金と少子高齢化と買い控え......「デフレ三重苦」…
  • 5
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた…
  • 6
    アラスカ上空でロシア軍機がF16の後方死角からパッシ…
  • 7
    【独占インタビュー】ロバーツ監督が目撃、大谷翔平…
  • 8
    大谷翔平と愛犬デコピンのバッテリーに球場は大歓声…
  • 9
    2匹の巨大ヘビが激しく闘う様子を撮影...意外な「決…
  • 10
    NewJeansミンジが涙目 夢をかなえた彼女を待ってい…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 3
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは...」と飼い主...住宅から巨大ニシキヘビ押収 驚愕のその姿とは?
  • 4
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はど…
  • 5
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ…
  • 6
    ウクライナ軍、ドローンに続く「新兵器」と期待する…
  • 7
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 8
    エコ意識が高過ぎ?...キャサリン妃の「予想外ファッ…
  • 9
    キャサリン妃がこれまでに着用を許された、4つのティ…
  • 10
    キャサリン妃の「外交ファッション」は圧倒的存在感.…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中