イラン有力司令官は「元気」と軍幹部、レバノンで消息不明と報道
レバノンで消息不明になっていると報じられているイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のガアニ司令官(写真)について、同部隊の副司令官は7日、司令官の「健康状態は良好で、活動を継続している」と語った。2022年4月撮影(2024年 ロイター/Majid Asgaripour/WANA (West Asia News Agency) via REUTERS)
[ドバイ 7日 ロイター] - レバノンで消息不明になっていると報じられているイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のガアニ司令官について、同部隊の副司令官は7日、司令官の「健康状態は良好で、活動を継続している」と語った。イラン国営メディアが報じた。
イラン学生通信は、ガアニ司令官が7日にテヘランで開催されたイベント向けにメッセージを送ったとし、同氏が「別の重要な会議に参加しているため」出席できなかったと報じた。
イラン治安筋はロイターに対し、レバノンを訪問していたガアニ司令官がイスラエルによる先週のベイルート空爆以降、消息を絶っていると明らかにした。
ガアニ氏は、レバノンの親イラン派武装組織ヒズボラ指導者ナスララ師がイスラエルによる先月の空爆で殺害されたこと受け、ベイルートを訪問。ナスララ師の後継者と目されているヒズボラ幹部サフィエディン師が標的になったとされる空爆があった際、ベイルート南部の郊外ダヒエにいたが、サフィエディン師とは会っていないという。