ニュース速報
ワールド

レバノンの死者2000人超に、過去2週間のイスラエルによる攻撃で

2024年10月05日(土)06時32分

イスラエルによる親イラン武装組織ヒズボラの拠点への攻撃が続くレバノンで、死者数が2000人超に上ることが分かった。レバノン政府は過去1年の死者数として公表したが、そのほとんどは過去2週間に殺害されたという。写真は10月4日、レバノンの首都ベイルート南部で撮影(2024年 ロイター/Ali Alloush)

Maya Gebeily James Mackenzie

[ベイルート/エルサレム 4日 ロイター] - イスラエルによる親イラン武装組織ヒズボラの拠点への攻撃が続くレバノンで、死者数が2000人超に上ることが分かった。レバノン政府は過去1年の死者数として公表したが、そのほとんどは過去2週間に殺害されたという。

死者に数十人の女性や子どもが含まれていることを指摘し、レバノンはイスラエルが民間人を標的にしていると非難している。民間人とヒズボラ戦闘員の人数の内訳は明らかにしていない。

国連のデュジャリック報道官は民間人の死亡は「全く受け入れられない」とした

一方、イスラエルは、攻撃はヒズボラの軍事拠点を標的にしており、民間人への被害リスクを軽減する措置を講じていると主張している。イスラエルは、ヒズボラやパレスチナのイスラム組織ハマス構成員が民間人の中に隠れていると非難しているが、両組織ともこれを否定している。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米国株式市場=ダウ最高値、雇用統計受け景気懸念が緩

ワールド

ハリス氏、アラブ系米国人指導者と会談へ 支持回復目

ワールド

レバノンの死者2000人超に、過去2週間のイスラエ

ビジネス

NY外為市場=ドル一時149円台、雇用統計受け大幅
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:大谷の偉業
特集:大谷の偉業
2024年10月 8日号(10/ 1発売)

ドジャース地区優勝と初の「50-50」を達成した大谷翔平をアメリカはどう見たか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 2
    アラスカ上空でロシア軍機がF16の後方死角からパッシング、信じられない映像を米軍が公開
  • 3
    NewJeansミンジが涙目 夢をかなえた彼女を待っていたのは......
  • 4
    米軍がウクライナに供与する滑空爆弾「JSOW」はロシ…
  • 5
    【独占インタビュー】ロバーツ監督が目撃、大谷翔平…
  • 6
    野原の至る所で黒煙...撃退された「大隊規模」のロシ…
  • 7
    借金と少子高齢化と買い控え......「デフレ三重苦」…
  • 8
    羽生結弦がいま「能登に伝えたい」思い...被災地支援…
  • 9
    オアシス再結成で露わになる搾取...「ダイナミック・…
  • 10
    大谷翔平と愛犬デコピンのバッテリーに球場は大歓声…
  • 1
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 2
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はどこに
  • 3
    ウクライナ軍、ドローンに続く「新兵器」と期待する「ロボット犬」を戦場に投入...活動映像を公開
  • 4
    エコ意識が高過ぎ?...キャサリン妃の「予想外ファッ…
  • 5
    【独占インタビュー】ロバーツ監督が目撃、大谷翔平…
  • 6
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ…
  • 7
    アラスカ上空でロシア軍機がF16の後方死角からパッシ…
  • 8
    大谷翔平と愛犬デコピンのバッテリーに球場は大歓声…
  • 9
    NewJeansミンジが涙目 夢をかなえた彼女を待ってい…
  • 10
    年収600万円、消費者金融の仕事は悪くなかったが、債…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 3
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレイグの新髪型が賛否両論...イメチェンの理由は?
  • 4
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは.…
  • 5
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はど…
  • 6
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ…
  • 7
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン…
  • 8
    国立西洋美術館『モネ 睡蓮のとき』 鑑賞チケット5組…
  • 9
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 10
    ウクライナ軍、ドローンに続く「新兵器」と期待する…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中