ニュース速報
ワールド

韓国軍事パレードは「茶番劇」、金総書記の妹・与正氏が批判

2024年10月04日(金)15時30分

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹である金与正氏は、韓国が「国軍の日」の1日に首都ソウルで行った軍事パレードを批判し、「茶番劇」と表現した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が3日に声明を伝えた。写真は2019年3月、ハノイで撮影(2024年 ロイター/Jorge Silva)

[ソウル 3日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹である金与正氏は、韓国が「国軍の日」の1日に首都ソウルで行った軍事パレードを批判し、「茶番劇」と表現した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が3日に声明を伝えた。

与正氏は、パレードで披露された韓国の軍事力を軽視し、米軍のB1B爆撃機の飛行を非難。「これほど無駄にかさばる武器を見せびらかして『政権の終焉』など語れるだろうか」と述べたという。

韓国の尹錫悦大統領はパレードを控えた演説で、北朝鮮が核兵器を使用する日が同国の体制の終わりと発言していた。

ソウルの空軍基地で行われたパレードには軍人約5300人が参加したほか、340種類の軍事装備が披露され、航空機の飛行が行われた。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

スウェーデン、中国製EV関税巡るEU採決を棄権へ

ビジネス

英中銀、利下げは段階的に進めるべき=ピル氏

ワールド

アングル:米港湾スト終結も残る火種、労組の敵「自動

ワールド

アングル:ロシア、バルト海沿岸の港湾強化 穀物輸出
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:大谷の偉業
特集:大谷の偉業
2024年10月 8日号(10/ 1発売)

ドジャース地区優勝と初の「50-50」を達成した大谷翔平をアメリカはどう見たか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 2
    【独占インタビュー】ロバーツ監督が目撃、大谷翔平が「花開く」瞬間...「彼はロボットではなくチームメイト」
  • 3
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はどこに
  • 4
    NewJeansミンジが涙目 夢をかなえた彼女を待ってい…
  • 5
    アラスカ上空でロシア軍機がF16の後方死角からパッシ…
  • 6
    米軍がウクライナに供与する滑空爆弾「JSOW」はロシ…
  • 7
    サッカーユニから胸を「まる出し」、下は穿かず...人…
  • 8
    年収600万円、消費者金融の仕事は悪くなかったが、債…
  • 9
    原点は「ナチスの純血思想」...オーストリアで自由党…
  • 10
    8日間のはずが8カ月に...宇宙飛行士の「足止め騒動」…
  • 1
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 2
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はどこに
  • 3
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ日本の伝統文化? カギは大手メディアが仕掛ける「伝検」
  • 4
    ウクライナ軍、ドローンに続く「新兵器」と期待する…
  • 5
    エコ意識が高過ぎ?...キャサリン妃の「予想外ファッ…
  • 6
    ワーテルローの戦い、発掘で見つかった大量の切断さ…
  • 7
    【独占インタビュー】ロバーツ監督が目撃、大谷翔平…
  • 8
    大谷翔平と愛犬デコピンのバッテリーに球場は大歓声…
  • 9
    【クイズ】「バッハ(Bach)」はドイツ語でどういう…
  • 10
    南洋のシャチが、強烈な一撃でイルカを「空中に弾き…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 3
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレイグの新髪型が賛否両論...イメチェンの理由は?
  • 4
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン…
  • 5
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは.…
  • 6
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はど…
  • 7
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ…
  • 8
    国立西洋美術館『モネ 睡蓮のとき』 鑑賞チケット5組…
  • 9
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 10
    ウクライナ軍、ドローンに続く「新兵器」と期待する…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中