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ロシアの武器、外国製部品の6割が中国経由 ウクライナが指摘
2024年09月24日(火)18時28分
9月24日、ウクライナのブラシウク大統領顧問は、ウクライナの戦場で見つかったロシア軍の武器について、外国製部品の約60%が中国を経由したものだったと述べた。写真はウクライナ・ヘルソンのロシア軍が去った場所から武器を運び出すウクライナの兵士。2022年撮影(2024年 ロイター/Valentyn Ogirenko)
Julia Payne
[ブリュッセル 24日 ロイター] - ウクライナのブラシウク大統領顧問は24日、ウクライナの戦場で見つかったロシア軍の武器について、外国製部品の約60%が中国を経由したものだったと述べた。
ブラシウク氏は記者団に、複数のメーカーと長期にわたってこの問題を協議したとし「中国が最大の問題だと言える」と語った。
また、偵察機、無人機(ドローン)、ミサイルの重要部品は米国、オランダ、日本、スイスなどの西側諸国からも調達されていたという。
同氏は、ロシアの原子力企業ロスアトムに対する制裁など、西側製品の流入阻止で欧州連合(EU)にできることはまだあると主張。ロシア軍への供給にロスアトムのネットワークが利用されているとの認識を示した。