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避難急ぐレバノン市民、イスラエル軍とヒズボラの攻撃応酬続く
2024年09月24日(火)17時31分
9月24日、イスラエル軍は、23日夜から24日未明にかけレバノン南部でイスラム教シーア派組織ヒズボラの標的を攻撃したと発表した。写真はレバノン南部で上がる黒煙(2024年 ロイター/Karamallah Daher)
[エルサレム/ベイルート 24日 ロイター] - イスラエル軍は、23日夜から24日未明にかけレバノン南部でイスラム教シーア派組織ヒズボラの標的を攻撃したと発表した。ヒズボラは、爆薬工場や飛行場などイスラエルの軍事標的を攻撃したと発表した。
ヒズボラは、午前4時(日本時間午前10時)ごろに爆薬工場を攻撃、イスラエル北部メギドの飛行場を夜間に3回攻撃したと述べた。
イスラエル軍は23日、レバノン各地で大規模な攻撃を実施。レバノン当局によると、500人近くが死亡した。1日の死者数としては1975─90年の内戦以来、最多となった。
イスラエル軍の退避指示を受け、レバノン南部では多くの市民が車などで避難しようとしている。レバノン当局者はロイターに、全体で約2万6000人余りの収容能力を持つ、89の仮設シェルターを学校などに設置したと明らかにした。