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ロシア軍機が領空侵犯、自衛隊機が初のフレア発射=木原防衛相

2024年09月23日(月)20時08分

木原稔防衛相は23日夜、北海道礼文島の北方上空を領空侵犯したロシア軍の哨戒機に対し、緊急発進した航空自衛隊機がフレアを発射して警告したと発表した。写真は木原防衛相。防衛省で23年12月撮影。(2024年 ロイター/David Mareuil/Pool via REUTERS)

[東京 23日 ロイター] - 木原稔防衛相は23日夜、北海道礼文島の北方上空を領空侵犯したロシア軍の哨戒機に対し、緊急発進した航空自衛隊機がフレアを発射して警告したと発表した。自衛隊機が対領空侵犯措置でフレアを発射したのは初めて。

木原防衛相によると、同日午後1時台から3時台にかけてロシア軍のIL─38哨戒機1機が3回にわたり領空侵犯した。航空自衛隊はF15、F35戦闘機を緊急発進し、無線で通告と警告をしたほか、3回目の侵犯時にフレアを発射した。

木原防衛相は記者団に対し、「きわめて遺憾であり、ロシア政府に外交ルートを通じて厳重に抗議するとともに、再発防止を強く求めた」ことを明らかにした。

ロイター
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