金総書記視察のウラン濃縮施設、平壌近郊の未申告施設と専門家

北朝鮮国営メディアが13日公開した、金正恩朝鮮労働党総書記が視察したウラン濃縮施設について、専門家は首都平壌郊外の降仙(カンソン)にある未申告の施設との見方を示している。北朝鮮中央通信提供(2024年 ロイター)
Ju-min Park Josh Smith
[ソウル 15日 ロイター] - 北朝鮮国営メディアが13日公開した、金正恩朝鮮労働党総書記が視察したウラン濃縮施設について、専門家は首都平壌郊外の降仙(カンソン)にある未申告の施設との見方を示している。
朝鮮中央通信(KCNA)は13日、金正恩朝鮮労働党総書記がウラン濃縮施設を訪れ、生産ラインの稼働状況を視察したと伝えた。遠心分離機がずらりと並んだ列の間を歩く金氏を写した写真も公開した。北朝鮮がウラン濃縮施設の内部を公開するのは異例だ。
北朝鮮ウォッチャーやアナリストは、降仙の施設は秘密のウラン濃縮施設の可能性があると指摘する。
ミドルベリー国際問題研究所の核不拡散専門家ジェフリー・ルイス氏は、KCNAが公開した「大」ホールと別館を含む施設内部の5つの画像は、核施設の衛星画像の特徴と一致していると述べた。
別館の奇妙な形、珍しい柱と梁のセットは、北朝鮮が今年建設した施設と「強く一致」しているとし「降仙の可能性が高い。それは濃縮施設だ」とした。
北朝鮮にはウラン濃縮施設が複数あると考えられている。
北朝鮮を監視するウェブサイトNK Proの上級分析特派員コリン・ズウィルコ氏も、写真と衛星画像から降仙にある施設だとみられると指摘した。
国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は6月、降仙の複合施設の本館に新たな別館が今年建設されると述べた。この複合施設は「申告された寧辺の遠心分離機濃縮施設とインフラの特徴とを共有している」と付け加えた。
米ワシントンの北朝鮮監視プログラム「38ノース」はメモで「(写真の)カスケードとホールの大きさは、相当な収容能力があることを示している。おそらく金正恩氏が命じた『幾何級数的に増やす』レベルではないが、かなりの増加だ」と述べた。「遠心分離機は北朝鮮が設計・製造した可能性が高い」と述べ、場所は寧辺である可能性があると付け加えた。
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