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米下院共和党、バイデン氏弾劾に向けた報告書 採決は不透明

2024年08月19日(月)18時49分

8月19日、 米下院共和党は民主党のバイデン大統領(写真)が弾劾に値する罪を犯したとの報告書を出した。メリーランド州の空軍基地で18日撮影(2024年 ロイター/Daniel Becerril)

[ワシントン 19日 ロイター] - 米下院共和党は19日、民主党のバイデン大統領が弾劾に値する罪を犯したとの報告書を出した。ただ、下院が弾劾に向けた採決に踏み切るかは不透明。

ホワイトハウスはバイデン氏に対する弾劾調査について、政治的な動機に基づくもとだと以前から主張している。

報告書は下院の3つの委員会がまとめたもので、バイデン氏が副大統領だった2014年以降、海外とのビジネス取引を通じて自身と家族が利益を得るために地位を悪用したと主張。この情報を下院に提出して次のステップを検討するとしている。

共和党のジョンソン下院議長がバイデン氏の弾劾に向けた採決を予定しているかどうかは不明。たとえ共和党が多数派を占める下院で可決されても、バイデン氏の失職には民主党が多数派を占める上院の弾劾裁判で有罪と判断される必要があり、同氏が失職する可能性は低い。

ロイター
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