ニュース速報
ワールド

インド転倒事故で死者121人に、ヒンズー教説教師に信者が殺到か

2024年07月03日(水)14時12分

 7月3日、インド北部で開催されたヒンズー教宗教行事で発生した転倒事故について、通信社ANIは地元当局者の話として死者が少なくとも121人に達し、28人が負傷したと伝えた。インド北部ウッタルプラデシュ(UP)州で2日撮影(2024年 ロイター)

Saurabh Sharma Shivam Patel

[ハトラス(インド) 3日 ロイター] - インド北部で開催されたヒンズー教宗教行事で発生した転倒事故について、通信社ANIは3日、地元当局者の話として死者が少なくとも121人に達し、28人が負傷したと伝えた。

転倒事故は首都ニューデリーの南東約200キロにあるウッタルプラデシュ州ハトラスの村で2日に発生。警察の文書によると、8万人が集まることを許可したが、約25万人が行事に参加していた。

地元当局者は記者団に対し、犠牲者の中には108人の女性と7人の子どもが含まれていると明らかにした。

文書によると、説教師が車で去ろうとした時に現場は大混乱に陥った。何千人もの信者が叫び声を上げながら車に向かって走り、他の人々を踏みつぶしたという。

ロイターが少数株式を保有するANIは、警察が説教師の所在を確認しようとしていると伝えた。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米6月雇用20.6万人増、失業率4.1%に上昇 賃

ワールド

英新首相にスターマー氏、14年ぶり政権交代 「リセ

ビジネス

アマゾン、デジタル市場法順守に関する詳細情報提供を

ビジネス

米経済、「非常に好調」=NY連銀総裁
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:中国EVの実力
特集:中国EVの実力
2024年7月 9日号(7/ 2発売)

欧米の包囲網と販売減速に直面した「進撃の中華EV」のリアルな現在地

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    韓国が「佐渡の金山」の世界遺産登録に騒がない訳
  • 2
    携帯契約での「読み取り義務化」は、マイナンバーカードの「基本概念」を根本的にひっくり返す悪手だ
  • 3
    現在のビットコイン価格は「高すぎ」か、実は「割安」か...オンチェーンデータから見る「本当の買い時」
  • 4
    「天井に人が刺さった」「垂直に落ちた」── 再び起き…
  • 5
    黒海艦隊撃破の拠点になったズミイヌイ島(スネーク…
  • 6
    一期一会を演出する「奇跡」の人気店は数年で潰れる.…
  • 7
    「絶不調」バイデンを深追いしなかったトランプ
  • 8
    メーガン妃が「王妃」として描かれる...波紋を呼ぶ「…
  • 9
    ウクライナ戦闘機、ロシア防空システムを「無効化」.…
  • 10
    和歌山カレー事件は冤罪か?『マミー』を観れば死刑…
  • 1
    中国を捨てる富裕層が世界一で過去最多、3位はインド、意外な2位は?
  • 2
    韓国が「佐渡の金山」の世界遺産登録に騒がない訳
  • 3
    メーガン妃が「王妃」として描かれる...波紋を呼ぶ「帰ってきた白の王妃」とは?
  • 4
    ウクライナ戦闘機、ロシア防空システムを「無効化」.…
  • 5
    携帯契約での「読み取り義務化」は、マイナンバーカ…
  • 6
    ミラノ五輪狙う韓国女子フィギュアのイ・ヘイン、セク…
  • 7
    黒海艦隊撃破の拠点になったズミイヌイ島(スネーク…
  • 8
    キャサリン妃は「ロイヤルウェディング」で何を着た…
  • 9
    ガチ中華ってホントに美味しいの? 中国人の私はオス…
  • 10
    爆破され「瓦礫」と化したロシア国内のドローン基地.…
  • 1
    中国を捨てる富裕層が世界一で過去最多、3位はインド、意外な2位は?
  • 2
    ニシキヘビの体内に行方不明の女性...「腹を切開するシーン」が公開される インドネシア
  • 3
    韓国が「佐渡の金山」の世界遺産登録に騒がない訳
  • 4
    「世界最年少の王妃」ブータンのジェツン・ペマ王妃が…
  • 5
    接近戦で「蜂の巣状態」に...ブラッドレー歩兵戦闘車…
  • 6
    新型コロナ変異株「フラート」が感染拡大中...今夏は…
  • 7
    メーガン妃が「王妃」として描かれる...波紋を呼ぶ「…
  • 8
    早期定年を迎える自衛官「まだまだやれると思ってい…
  • 9
    我先にと逃げ出す兵士たち...ブラッドレー歩兵戦闘車…
  • 10
    ラスベガスで目撃された「宇宙人」の正体とは? 驚愕…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中