ゼレンスキー氏がサウジ皇太子と会談、平和サミットなど協議
6月12日、ウクライナのゼレンスキー大統領はサウジアラビアのムハンマド皇太子と会談し、スイスのルツェルン近郊で今週行われるウクライナ平和サミットや両国の相互関係改善について「生産的・精力的な」話し合いをしたと述べた。12日撮影、提供写真(2024年 ロイター/Courtesy of Saudi Royal Court)
[12日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、サウジアラビアのムハンマド皇太子と会談し、スイスのルツェルン近郊で今週行われるウクライナ平和サミットや両国の相互関係改善について「生産的・精力的な」話し合いをしたと述べた。
ゼレンスキー氏は、会談で「初の世界平和サミットに向けた準備とそれに寄せる期待、結果とその実践の可能性、ウクライナの真の平和に向けた取り組み」について話し合ったとメッセージアプリ「テレグラム」で明かした。
また、ウクライナは「サウジの支援に感謝している。平和への迅速な復帰に向けた尽力に感謝する」と伝えたと説明した。
ただ、皇太子が平和サミットに出席するかには言及しなかった。
国営サウジ通信(SPA)は、皇太子がウクライナ・ロシア紛争の解決に向けた「全ての国際的取り組みに対するサウジの熱意と支持」を確認し、紛争による人道面の影響を軽減する方法について協議したと報じた。