ニュース速報
ワールド

トランプ氏と不倫疑惑の女性、捏造を否定 性的関係証言巡り

2024年05月10日(金)10時43分

トランプ前米大統領が不倫の口止め料を不正に処理したとして罪に問われている裁判で9日、不倫相手だったとされるポルノ女優のストーミー・ダニエルズさんが再び出廷し、性行為に関する証言に矛盾があるとするトランプ氏の弁護団に対し捏造を否定した。写真は、2024年5月9日にNY市のマンハッタン刑事裁判所に出廷する際のトランプ氏。(2024年 ロイター/Steven Hirsch/Pool via REUTERS)

Luc Cohen Jody Godoy

[ニューヨーク 9日 ロイター] - トランプ前米大統領が不倫の口止め料を不正に処理したとして罪に問われている裁判で9日、不倫相手だったとされるポルノ女優のストーミー・ダニエルズさんが再び出廷し、性行為に関する証言に矛盾があるとするトランプ氏の弁護団に対し捏造を否定した。

ダニエルズさんは7日の証言で、2006年にネバダ州レイクタホで開催されたゴルフトーナメントでトランプ氏からホテルのスイートルームに招待され、性的関係を持ったと説明。その際、トランプ氏がドアをふさいでダニエルズさんが部屋から出られないようにしたなどと主張した。

トランプ氏の弁護団は、ダニエルズさんの性的関係に関する詳細な証言は事件と無関係な領域に踏み込んでおり、陪審員に偏見を与えると主張。また、ダニエルズさんに「全部作り話なのではないか」と尋ねる場面もあった。

これに対し、ダニエルズさんは「私の証言が変化したと言わせようとしているが、変わっていない」と自らの主張が正しいと訴えた。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

IT大手決算や雇用統計などに注目=今週の米株式市場

ワールド

バンクーバーで祭りの群衆に車突っ込む、複数の死傷者

ワールド

イラン、米国との核協議継続へ 外相「極めて慎重」

ワールド

プーチン氏、ウクライナと前提条件なしで交渉の用意 
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
2025年4月29日号(4/22発売)

タイ・ミャンマーでの大摘発を経て焦点はカンボジアへ。政府と癒着した犯罪の巣窟に日本人の影

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 2
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは? いずれ中国共産党を脅かす可能性も
  • 3
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口の中」を公開した女性、命を救ったものとは?
  • 4
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 5
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 6
    ロシア武器庫が爆発、巨大な火の玉が吹き上がる...ロ…
  • 7
    足の爪に発見した「異変」、実は「癌」だった...怪我…
  • 8
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 9
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 10
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 1
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    「スケールが違う」天の川にそっくりな銀河、宇宙初期に発見される
  • 4
    【クイズ】「地球の肺」と呼ばれる場所はどこ?
  • 5
    「生はちみつ」と「純粋はちみつ」は何が違うのか?.…
  • 6
    女性職員を毎日「ランチに誘う」...90歳の男性ボラン…
  • 7
    教皇死去を喜ぶトランプ派議員「神の手が悪を打ち負…
  • 8
    自宅の天井から「謎の物体」が...「これは何?」と投…
  • 9
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 10
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 7
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 8
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 9
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中