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ウクライナ、国内での砲弾共同生産で米企業と合意

2023年12月08日(金)08時04分

ウクライナは国内で米企業2社と重要な155ミリ砲弾を共同生産することで合意した。オレクサンドル・カミシン戦略産業相が7日にテレビ放送で発表した。ただ、生産開始は少なくとも2年後になるという。写真は米ペンシルベニア州スクラントンの工場で2月に撮影した砲弾(2023年 ロイター/Brendan McDermid)

[7日 ロイター] - ウクライナは国内で米企業2社と重要な155ミリ砲弾を共同生産することで合意した。オレクサンドル・カミシン戦略産業相が7日にテレビ放送で発表した。ただ、生産開始は少なくとも2年後になるという。

155ミリ砲弾の需要は、昨年のロシアによる侵攻で急増した。米国と同盟国はウクライナに200万発以上を提供しており、在庫を補充するために増産に取り組んでいる。

同相は米企業との合意を発表した上で、ウクライナはそのような砲弾を生産したことがなく、生産開始までには「最低でも2年、最長で3年」かかると指摘した。

今回の発表は、ワシントンで2日間にわたって開催されたウクライナと米国の防衛会議を受けた対応。

両国は防空システム、メンテナンス、重要な弾薬の生産におけるウクライナ軍の緊急ニーズを満たすため、兵器の共同生産と技術データ交換を加速させる趣意書に署名した。

ロイター
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