米国務長官、アラブ諸国外相らと会談 ガザの将来巡り協議

ブリンケン米国務長官は1日、アラブ諸国の政府高官と会談し、パレスチナ自治区ガザの将来について協議したと述べた。 2022年7月撮影(2023年 ロイター/Olivier Douliery/Pool via REUTERS)
[ドバイ 1日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は1日、アラブ諸国の政府高官と会談し、パレスチナ自治区ガザの将来について協議したと述べた。
会談では、ガザの現状と「永続的かつ安全な和平」をどのように創り出すかに焦点が当てられたという。
米国務省高官によると、ブリンケン氏はドバイで開催されている国連の気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)に合わせ、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)、エジプト、ヨルダン、バーレーンの各外相のほか、パレスチナ自治政府の代表と会談した。
イスラエル軍とイスラム組織ハマスは1日、戦闘を再開。ブリンケン氏はハマスが合意に違反したため、ガザでの戦闘休止が終了したとの見方を示した。また、イスラエルはガザの民間人に対して安全な場所や危険を回避する方法を伝える措置を講じているとした。