北朝鮮、今後もさらなる挑発行為に出る可能性ある=松野官房長官

松野博一官房長官は15日午前の記者会見で、北朝鮮が制定した11月18日の「ミサイル工業節」を控え、ミサイル発射などを行う可能性について「北朝鮮は今後も各種ミサイル発射や核実験などのさらなる挑発行為に出る可能性がある」と述べ、引き続き情報の収集・分析、警戒監視に全力を挙げる考えを示した。写真は2022年7月撮影(2023年 ロイター)
[東京 15日 ロイター] - 松野博一官房長官は15日午前の記者会見で、北朝鮮が制定した11月18日の「ミサイル工業節」を控え、ミサイル発射などを行う可能性について「北朝鮮は今後も各種ミサイル発射や核実験などのさらなる挑発行為に出る可能性がある」と述べ、引き続き情報の収集・分析、警戒監視に全力を挙げる考えを示した。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は15日、北朝鮮が中距離弾道ミサイル(IRBM)用の新しい固体燃料エンジンの実験に成功したと報じた。松野官房長官は報道についてコメントを控えた上で「北朝鮮は奇襲的な攻撃能力を向上させる観点から固体燃料を使用した弾道ミサイルの開発を進めてきている」との認識を示した。