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北朝鮮、ウクライナへのミサイル供与巡り米国を非難

10月21日、北朝鮮は、米国がウクライナに地対地ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」を供与したことを非難した。写真は北朝鮮の旗。ジュネーブで2014年10月撮影(2023年 ロイター/Denis Balibouse)
[ソウル 21日 ロイター] - 北朝鮮は21日、米国がウクライナに地対地ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」を供与したことを非難した。エイタクムスによるロシアへの攻撃は、和平へ向けた取り組みを妨げることになると訴えた。申紅哲駐ロシア大使の談話として朝鮮中央通信が伝えた。
ウクライナは17日、米国から供与を受けたエイタクムスを初めてロシア占領地域の同国軍に対して使用したと明らかにした。
申紅哲氏は「米国は国際社会の深い懸念と強い反対にもかかわらず、ついにエイタクムスをウクライナに供与した」と指摘。エイタクムスによって核大国であるロシア国内を攻撃すれば、欧州全体を戦争のるつぼに追い込むことになると警告した。