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米FDA諮問委、モデルナワクチンの6─17歳接種承認を提言

6月14日、外部の専門家で構成する米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は、モデルナの新型コロナウイルスワクチンについて、6─17歳への使用を承認するよう全会一致で提言した。コネチカット州ウエストヘイブンで2021年2月撮影(2022年 ロイター/Mike Segar)
[14日 ロイター] - 外部の専門家で構成する米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は14日、モデルナの新型コロナウイルスワクチンについて、6─17歳への使用を承認するよう全会一致で提言した。
諮問委はモデルナワクチンの生後6カ月から6歳未満、ファイザー/ビオンテック製ワクチンの生後6カ月から5歳未満への接種についても検討するため15日に会合を開く。
諮問委の提言を受け、FDAは近くモデルナワクチンの6─17歳への使用を承認する見通し。ワクチンの使用には疾病対策センター(CDC)の提言も必要となる。CDCの諮問委は17─18日に会合を予定している。
ただ、この年齢層で直ちに大きな需要が見られる可能性は低い。ファイザー/ビオンテックのワクチンは昨年10月に5─11歳、それ以前に12歳以上の10代への接種が承認されているが、CDCのデータによると、米国内で接種を完了した人の割合は5─11歳で約30%、12─17歳では60%にとどまっている。