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原油先物、7年ぶり高値から下落 イラン核協議に注目

米国時間の原油先物は、約7年ぶり高値から下落した。イラン核合意立て直しに向けた協議に、わずかながら進展の兆しが見られたことが背景。2016年3月撮影(2022年 ロイター/Nick Oxford)
[7日 ロイター] - 米国時間の原油先物は、約7年ぶり高値から下落した。イラン核合意立て直しに向けた協議に、わずかながら進展の兆しが見られたことが背景。
清算値は北海ブレント先物が0.58ドル(0.6%)安の1バレル=92.69ドル。この日の高値は94ドルで、2014年10月以来の水準を付けていた。
米WTI先物も0.99ドル(1.3%)安の91.32ドル。一時は92.73ドルに上昇する場面もあった。
バイデン米政権は4日、イラン原子力関連事業への外国企業の参入を認めると明らかにした。参入を禁じた関連制裁を免除する。
また、米国のイラン担当特使であるロバート・マレー氏は6日夜、イラン核合意再建に向けた次の協議のために近くウィーンに戻ると述べた。