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原油先物下落、コロナ変異種巡る懸念で

12月21日 原油先物価格はアジア時間の取引で下落した。写真は2017年10月、ペンシルべニア州タイタスビルのドレーク油田博物館で撮影(2020年 ロイター/Brendan McDermid)
[東京 21日 ロイター] - 原油先物価格は21日のアジア時間の取引で下落した。英国で感染力が従来のものより最大で7割高いとみられる変異種の新型コロナウイルスの感染が拡大、同国および他の欧州諸国の制限強化で世界経済や原油需要の回復が遅れるとの懸念が広がっている。
0103GMT(日本時間午前10時03分)現在、ブレント先物は0.97ドル(約1.9%)安の1バレル=51.29ドル。先週末18日には1.5%上昇し、3月以来の高値を付けていた。
米WTI先物は、0.83ドル(1.7%)安の1バレル=48.27ドル。18日には1.5%上昇し2月以来の高値を付けた。
新型コロナワクチンの接種開始に注目が集まり、原油先物は先週、7週間連続で上昇した。