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写真が語る2016年:リオ五輪で走りながら笑うボルト選手
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12月6日、リオデジャネイロ五輪の男子100メートルでジャマイカのウサイン・ボルト選手(左)が8月、史上初の3連覇を達成。リオデジャネイロで8月撮影(2016年 ロイター/Kai Pfaffenbach)
[6日 ロイター] - リオデジャネイロ五輪の男子100メートルでジャマイカのウサイン・ボルト選手が8月、史上初の3連覇を達成。2016年を象徴する一連の写真について、ロイター・カメラマンが撮影当時の様子を語る。
撮影したカメラマン:Kai Pfaffenbach
リオ五輪で陸上のボルト選手が100メートル準決勝に向けて準備していたとき、私は低速シャッターで撮影しようと決めた。
カメラのシャッタースピードを1/50秒に合わせ、目の前をボルト選手が走り去るのを待った。
この写真はまさに、ボルト選手が左を向き、誇らしげな笑顔を向けた瞬間を捉えたものである。まず私が思ったことは「ちゃんと鮮明に写っていますように」ということだった。
今回はラッキーだったが、この写真がネット上で拡散し、世界中でこれほど認知されるようになるとは今でも想像しがたい。