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ルセフ大統領、リオ五輪開会式に出席しない意向
2016年07月27日(水)10時58分
7月26日、政府会計を不正操作したとして停職中のブラジルのルセフ大統領は、8月5日のリオデジャネイロ五輪の開会式に出席しない決断を下した。側近が7月26日明らかにした。写真はブラジリアで6月撮影(2016年 ロイター/Ueslei Marcelino)
政府会計を不正操作したとして停職中のブラジルのルセフ大統領は、8月5日のリオデジャネイロ五輪の開会式に出席しない決断を下した。側近が26日明らかにした。
上院で弾劾審議中のルセフ大統領は、テメル大統領代行が開会宣言を行う開会式への招待を受けていたが、大統領側近はロイターに対し「彼女は行かないだろう」と述べた。
ルセフ大統領は25日のフランスのラジオ局とのインタビューで、「2番目の地位」で五輪に参加するつもりはない、と語っていた。また、リオ五輪招致や大会のためのインフラ建設でほとんどの役割を果たしたのは自分やルラ前大統領の政府だったと述べた。
一方、テメル大統領代行のスポークスマンは、ルセフ大統領の開会式出席は歓迎だが、テメル氏の座るVIPバルコニーではなく、その下の観客席になるだろう、とロイターに明らかにした。
[ブラジリア 26日 ロイター] -
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