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英国のEU離脱、経常赤字拡大とポンド安につながる恐れ=OECD
2016年04月27日(水)20時40分
4月27日、経済協力開発機構(OECD)は、英国の国民投票で欧州連合(EU)の離脱(ブレグジット)賛成派が多数を占めた場合、経常赤字は拡大し、ポンドは下落するとのリポートを公表した。写真はEU離脱を訴えるステッカー。2月撮影(2016年 ロイター/Phil Noble)
[ロンドン 27日 ロイター] - 経済協力開発機構(OECD)は27日、英国の国民投票で欧州連合(EU)の離脱(ブレグジット)賛成派が多数を占めた場合、経常赤字は拡大し、ポンドは下落するとのリポートを公表した。
OECDは、英国がEUを離脱した場合、同国経済は「大きな悪影響」を受けると予想。2020年までの成長は残留する場合に比べて3%低下し、離脱しなければ2030年までに5%まで上昇するという。
さらに「大規模な資金流出、または資金流入の減少により、国内総生産(GDP)比7%に上る経常赤字を埋め合わせることが困難になる恐れがある」とも述べた。
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