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米NSAが歴代仏大統領を盗聴か、ウィキリークスが暴露
2015年06月24日(水)13時19分
6月23日、内部告発サイト「ウィキリークス」は、米国の国家安全保障局(NSA)がフランスの歴代大統領の会話を盗聴していたことを示す機密文書を公表した。写真はオランド大統領。18日撮影(2015年 ロイター/Thomas Samson/Pool)
[パリ 23日 ロイター] - 内部告発サイト「ウィキリークス」は23日、米国の国家安全保障局(NSA)がフランスの歴代大統領の会話を盗聴していたことを示す機密文書を公表した。
それによると、NSAは少なくとも2006年から2012年5月まで、シラク(1995─2007年)、サルコジ(2007─2012年)、オランド(2012年─現在)の3大統領のほか、複数の仏閣僚や駐米仏大使らの会話を盗聴していたという。
サルコジ前大統領が、米国抜きでイスラエルとパレスチナの和平交渉を再開しようと考えたことや、オランド現大統領が2012年の債務危機でギリシャのユーロ離脱に懸念を抱いていたとの記述がある。
さらに機密文書は、大統領本人への直通電話など多数の政府職員の携帯電話番号を含んでいた。
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